こんばんは。脇田です。
以前、下書きしていたブログの続きを思い出し、珍しく連夜の更新。
あっ!昨日のブログで書き忘れましたが、(後半は睡魔にヤラレ、半分気絶状態でした・・。)
6/7ルート表は各店舗で配布できますので、ご来店の際にお言い付け下さい。ご連絡頂ければ、
FAXでもメールでも対応しますのでお気軽にどうぞ。
さて、先日整備した07’YZF-R1の整備記録を。
今回の修理車両の症状はといいますと
アクセルを戻し、回転数が下降する際にそのまま
エンジンストールしてしまうという内容。私が試乗
しても症状でまくりでした。
キャブレターじゃあるまいし・・。いやいや侮るなか
れ、こういったパターンは電子制御を駆使したFI
システムでも起こり得ます。
なんだか専門用語が多くなりそうですが、あまり興味の無い方はごめんなさい。
たまにはメカフェチ(私含む)のお客様に向けた内容もありかなと。
上の写真はエアクリーナーBOX。見えにくいですが、ヤマハの技術思想「GENICH」
の文字が。こういう見えない部分の余計な色気が大好物な私。
このトップカバーを外すと・・。
ヤマハが世界に誇る「電子制御インテーク」
こと「Y・C・C・I」でございます。
私の08’R6、今回のNEW・V-MAXにも
採用されています。
これをBOXごと取っ払います。
ハイ、もひとつ出ました。
ヤマハが世界に・・・しつこいですね。
電子制御スロットルこと「Y・C・C・T」
です。
4個の金色部分がその上にある
モーターで駆動されているのです。
この辺りまるごとをスロットルボディと
言います。
今回、これを清掃します。
筒の下側が左は黒ずんでますね。
右はピカピカです。解りますかね?
このちょっとしたことで症状の良し悪しが
左右されます。昨今のハイスペック高回転
型エンジンにとってはアイドリング部分という
のは非常に繊細かつ微妙です。
13000~18000rpmまできっちり仕事が
出来るエンジンに、1300rpm前後のアイドリング性能を求めるのはある意味矛盾
していますが、市販される以上、そこは不可欠です。
をします。4気筒がそれぞれ少しみだれてます
ね。エンジンが混合気(燃料と空気)を吸い込む
力に誤差があるということです。
キャブレター車とは勝手が少し、異なりま
すが、調整スクリューを微妙に回して、
よい所を探ります。写真では解りませんが、
私の左手は相当、熱にやられてます・・。
スーパースポーツは特にアッチィんですよねぇ。
こんな感じで4つの燃焼室のバランスを
取ってあげるのです。
そうすると、前述の症状は解消されます。
試乗しなおすとイイ感じでした。
お引渡しから数週間後、お客様に調子の
お伺いをしようと思っていた矢先に、先日
オイル交換でご来店。
「調子イイですよ[E:thunder]」 とのこと。
う~ん、良かったです。 良い季節なので、また思い切り楽しんじゃって下さい。
それでは、R1整備日報でした。
PS そういえば、BOSSが寝屋川店のブログ内で、私にまたまた、ムチャ振りを・・
しかし!私もうっすらと柴夫妻にそういう場所が提供できればなぁと思っており
ました。 なんせあそこのダンナは友達少ねぇっすから。
無理やりはやし立てて、盛り上がるのもアリといえばアリ。
ダンナは強面のくせにシャイなので、空騒ぎのし甲斐もアリアリ。
そんなダンナを横目にケラケラ笑う嫁も見たい。
ちょっと楽しくなってきました。
BOSS! 了解しました! また連絡しまっす。
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